家系図からわかること7選|性格ではなく「家族のパターン」が見えてくる

家系図を見たことはあるでしょうか。

祖父母の名前があり、その下に父親や母親がいる。さらに線をたどると、自分や兄弟姉妹につながっている。

そこに書かれているのは、名前や生年月日、結婚、亡くなった年などの情報です。

一見すると、誰が誰の親で、どのようにつながっているのかを示した図にすぎません。

しかし、家族の出来事や暮らしについての情報を少しずつ書き加えていくと、別のものが見えてくることがあります。

例えば、祖母も母親も、家族の介護を中心になって引き受けていた。

祖父と父親は、どちらも家業を継ぐことを期待されていた。

親族の中で何か問題が起きると、なぜか決まった人に連絡が集まっていた。

そんな共通点です。

家族の一人ひとりを見ていると、「責任感の強い人」「面倒見のよい人」「頑固な人」といった性格に見えるかもしれません。

しかし、家族全体を並べてみると、それぞれが置かれていた立場や、引き受けてきた役割に共通するものが見つかる場合があります。

家系図からわかるのは、先祖との血縁関係だけではありません。結婚や離婚、転居、病歴などの情報に加えて、家族から聞いた出来事や関係性を整理することで、世代を超えて繰り返される役割や生活のパターンを考える手がかりになります。

ただし、家系図を作れば性格や運命が分かるという意味ではありません。

大切なのは、記録として確認できる事実と、そこから考えられる可能性を分けることです。

今回は、家系図を見るときに注目したい7つのポイントを紹介します。

家系図とジェノグラムは何が違うのか?

最初に知っておきたいのが、一般的な家系図と、家族関係を読み解くための図の違いです。

家系図は、祖先から子孫までのつながりを示すものです。

誰が誰の親なのか。どのような婚姻関係があるのか。何世代にわたって家族が続いてきたのか。

そうした親族関係を整理できます。

一方、心理学や家族支援などで使われる「ジェノグラム」は、家族の構成に加えて、関係性や健康状態、重要な出来事などを書き加えた図です。

また、家族療法の分野では、モニカ・マクゴールドリックらによってジェノグラムを用いた家族評価の方法が体系化されています。

一般的な家系図だけでは、家族の中で誰がどのような役割を担い、どんな関係を築いていたのかまでは分かりません。

それらを知るには、家族への聞き取りや、生活の記録などを加える必要があります。

家系図が「誰と誰がつながっているのか」を示すものだとすれば、ジェノグラムは「その人たちが、どのような関係の中で生きてきたのか」を考えるための資料です。

家系心理学でも、このように一人ひとりの人生を、家族全体との関係から捉える視点を大切にしています。

家系図からわかること7選

1.結婚・離婚・再婚から見える家族の構造

家系図を作ると、まず家族の構成が見えてきます。

何人きょうだいだったのか。誰が結婚し、誰が離婚したのか。再婚や養子縁組があったのか。

これらは、戸籍などの記録から確認できる場合があります。

例えば、祖父母の代では離婚した人がいなかったのに、両親の世代では離婚や再婚が増えていることに気づくかもしれません。

ただし、この違いだけで、家族関係が悪くなったと判断することはできません。

祖父母の時代には、離婚したくても経済的・社会的な事情から難しかった人がいたかもしれません。

一方、次の世代では、結婚生活を続けるかどうかについて、異なる選択ができるようになった可能性もあります。

離婚の数だけを見ても、夫婦関係の実情は分かりません。

そこで、分かる範囲で「どのような結婚生活だったのか」「別居や離婚の前に何があったのか」という情報を加えていきます。

すると、婚姻関係の変化だけでなく、それぞれの時代にどのような選択肢があったのかを考えられるようになります。

家族の構造を見る目的は、結婚や離婚の多さから家系の良し悪しを決めることではありません。

一人ひとりが、どのような事情の中で人生を選んできたのかを知るためです。

2.転居・転職・家業から見える「家族が守ってきたもの」

家系図には、名前や生年月日だけでなく、住んでいた地域や職業を書き加えることもできます。

すると、家族がどのような環境で暮らしてきたのかが見えてきます。

例えば、祖父は地元で商売を営んでいた。

父親は、その仕事を継ぐことを期待されていた。

しかし、時代が変わって家業を続けることが難しくなり、父親は別の仕事を選んだ。

そして、その子どもは会社員になった。

こうした変化を見ると、単に職業が違うというだけでなく、家族が何を大切にしてきたのかを考えることができます。

地元に残ることを重視していたのか。

家業を守ることが大切だったのか。

それとも、時代に合わせて新しい仕事を選ぶことを重視していたのか。

また、転居の記録も重要です。

結婚を機に移住した人。仕事を求めて故郷を離れた人。戦争や災害によって生活の場所を変えざるを得なかった人。

こうした出来事は、本人の性格だけでは説明できません。

当時の社会状況や経済環境が、大きく影響している場合があります。

家系図を見て「同じような人生の選択が繰り返されている」と感じたとしても、そこには共通する生活条件があったのかもしれません。

その背景を知ることで、家族の歴史をより具体的に理解できるようになります。

3.人生の転機が集中する時期

家系図には、それぞれの人物の年齢や、重要な出来事が起きた年を記録できます。

結婚した年。子どもが生まれた年。転居した年。仕事が変わった年。家族を亡くした年。

それらを時系列で並べてみると、興味深いことが見えてくる場合があります。

例えば、父親が30代で転職し、祖父も同じ年代に仕事を変えていたとします。

さらに曾祖父にも、似た時期に仕事が変わった記録があった。

すると、「この家系では30代に転職する運命があるのだろうか」と考える人もいるかもしれません。

しかし、ここで結論を急がないことが大切です。

祖父が転職した理由と、父親が転職した理由は違うかもしれません。

家業の事情、景気の変化、健康状態、本人の希望など、さまざまな要因が考えられます。

また、同じ年齢で起きた出来事が印象に残る一方で、異なる年齢で起きた出来事を見落としている可能性もあります。

そこで、似ている出来事だけではなく、違いも記録しておきます。

年齢だけでなく、出来事が起きた年の社会状況も調べてみるとよいでしょう。

家系図を見る目的は、未来の出来事を予言することではありません。

家族の人生に影響した出来事を、時間の流れの中で理解することです。

4.家族の中で「決める人」と「動く人」が誰だったのか

ここからは、戸籍などの記録だけでは分からない部分に目を向けていきます。

例えば、ある家族では、重要なことを父親が決めていたとします。

住む場所も、子どもの進学も、親族との付き合い方も、最終的には父親の意見が優先される。

しかし、その決定に従って実際に準備をするのは、母親だった。

必要なものをそろえ、親族に連絡し、家族の日程を調整する。

周囲からは父親が家庭を支えているように見えても、日々の生活を動かしていたのは母親だったかもしれません。

さらに前の世代を調べると、祖父母の家庭でも同じような役割分担があったとします。

祖父が決め、祖母が動く。

父が決め、母が動く。

このような共通点が見つかると、個人の性格ではなく、家族の中でどのような役割が期待されていたのかを考える手がかりになります。

ただし、必ず誰かが支配し、誰かが従っていたという意味ではありません。

本人たちが納得して役割を分担していた可能性もあります。

大切なのは、誰がどのような役割を担い、それが本人にとってどのような経験だったのかを知ることです。

そして現在の自分も、似た役割を引き受けていないか振り返ってみる。

家系図に家族の役割を書き加えることで、これまで性格だと思っていた行動を、違う視点から捉えられる場合があります。

5.家族の中で、誰に負担が集中していたのか

家族の歴史を振り返ると、ある人にさまざまな責任が集中している場合があります。

祖父母の介護を引き受けた人。

親族の冠婚葬祭を取り仕切っていた人。

経済的に困った家族を支えていた人。

親族間で問題が起きると、いつも間に入っていた人。

こうした役割は、戸籍に書かれているわけではありません。

家族の記憶や実際の出来事を聞き取り、家系図に補足することで見えてきます。

例えば、三人きょうだいの家庭で、いつも長女が親の世話をしていたとします。

長女が面倒見のよい性格だったからかもしれません。

しかし、ほかにも理由が考えられます。

親と近くに住んでいた。

仕事の時間を調整しやすかった。

ほかのきょうだいが遠方に住んでいた。

あるいは、家族の中に「長女が親の面倒を見るもの」という考え方があったのかもしれません。

一人の行動だけを見ると「責任感の強い人」と思うかもしれません。

しかし、家族全体の状況を並べると、その人が役割を引き受けることになった事情が見えてきます。

ここで考えたいのは、本人がその役割を望んでいたのか、それとも家族の状況によって引き受けざるを得なかったのかということです。

家族の役割を理解するには、本人の性格だけではなく、周囲との関係も見る必要があります。

6.家族との距離や、途切れた関係

家系図を詳しく見ていくと、親族の中にほとんど交流のない人がいることに気づく場合があります。

何十年も会っていない兄弟姉妹。

親子でありながら、連絡を取っていない人。

親族の集まりに、いつも参加しない人。

こうした関係には、それぞれ事情があります。

遠くに住んでいるため、交流が少ない人もいるでしょう。

仕事や生活環境の違いから、自然と距離ができた場合もあります。

一方で、過去の対立や傷ついた経験によって、距離を取ることを選んだ人もいるかもしれません。

家族との距離があるからといって、必ず問題があるわけではありません。

距離を取ることによって、自分の生活や安全を守っている場合もあります。

そのため、疎遠になった親族を見つけたとしても、無理に関係を修復させようとする必要はありません。

ただ、家族の中でどのような出来事があり、どのような関係が続いてきたのかを知ることは、現在の親族関係を理解する手がかりになります。

また、逆に長く支え合ってきた関係にも注目したいところです。

困ったときに助けてくれた叔父や叔母。

親代わりになって育ててくれた祖父母。

親族ではなくても、家族のように支えてくれた人。

家族の歴史には、関係が途切れた記録だけでなく、人を支えてきたつながりもあります。

そうした情報を加えることで、家系図は血縁関係だけでは分からない人間関係を考える資料になります。

7.病歴や健康の傾向、そして家族が持つ強み

家系図は、医療の分野でも使われています。

例えば、複数の血縁者が同じ病気になっている場合、家族の病歴を整理することで、医療機関でのリスク評価に役立つことがあります。

米国CDC(疾病対策センター)や米国国立医学図書館も、家族の病歴を知ることの重要性を説明しています。

家族には遺伝的な共通点があるほか、生活環境や食習慣などが似ている場合もあります。

そのため、家族の中に同じ病気が見られたとしても、原因を一つに決めることはできません。

特に、病気を「家系の因縁」や「先祖から受け継いだ感情」と結びつけて、原因を断定することは避ける必要があります。

家族に同じ病気が多いことが気になる場合には、家族歴を医療機関に伝え、必要な検査や予防について相談することが大切です。

そして、家系図を調べるときには、病気や困難だけではなく、家族が乗り越えてきた経験にも目を向けてみてください。

大きな災害を経験しながら、家族で生活を立て直した人。

経済的に苦しい時期にも、親族で助け合ってきた人。

子どもたちの教育のために、新しい土地へ移り住んだ人。

そうした経験の中には、家族が大切にしてきた価値観や、困難に向き合うための知恵が残されているかもしれません。

家系図から見えてくるものは、必ずしも負の連鎖だけではないのです。

家族の中で何が繰り返されてきたのかを知るとき、問題だけでなく、どのような力によって家族が支えられてきたのかも見ることが大切です。

家系図を見るときに注意したいこと

ここまで紹介した7つの項目の中には、戸籍などの記録から確認できるものと、家族への聞き取りが必要なものがあります。

例えば、婚姻や離婚、養子縁組などは、関係する記録が残っていれば確認できる場合があります。

しかし、誰が家庭の中で主導権を持っていたのか、夫婦がどのような気持ちで暮らしていたのかまでは、戸籍からは分かりません。

また、家族から聞いた話も、すべてが正確とは限りません。

同じ出来事を経験していても、父親と母親では受け止め方が異なることがあります。

兄弟姉妹でも、覚えていることが違う場合があります。

そこで、家系図に情報を書き加えるときには、次の三つを区別することが重要です。

確認できた事実

出生、婚姻、死亡、転居など、資料や複数の情報から確認できたこと。

家族から聞いた話

誰が何を語ったのかを含めて記録すること。本人の記憶や受け止め方が含まれる場合があります。

そこから考えられる仮説

似た役割や出来事が見られたとき、その背景として考えられること。

この三つを混同しないことで、家系の歴史をより丁寧に理解できます。

家系図を作る目的は、家族の誰かを問題のある人と決めつけることではありません。

また、知らなかった過去を無理に明らかにすることでもありません。

家族には、話したくない経験や、他人に知られたくない事情がある場合もあります。

調べる際には、本人の意思やプライバシーを尊重することが大切です。

家系図は何世代まで調べればいいのか?

「家系図を調べるなら、何世代までさかのぼればいいのでしょうか」

そんな疑問を持つ人もいるでしょう。

先祖の歴史を調べることが目的なら、可能な範囲で何世代もさかのぼることに意味があります。

一方、現在の家族関係や役割を考えたい場合には、まず自分、両親、祖父母の三世代から整理する方法があります。

家族支援で用いられるジェノグラムも、一般に三世代以上の家族を対象にすることが多くあります。

三世代であれば、自分が直接知っている人や、家族から話を聞ける人が比較的多い場合もあります。

もちろん、家庭によっては情報が少ないこともあるでしょう。

親や祖父母について詳しいことを知らなくても、無理に調べ続ける必要はありません。

今、分かるところから始めればよいのです。

最初は、名前、生年月日、婚姻関係などを整理する。

次に、職業や転居などの重要な出来事を書き加える。

そのうえで、本人がどのような役割を担っていたのか、家族から聞いた話を補足していく。

そうして家系図を少しずつ立体的にしていくことで、家族の歴史を違った角度から見ることができます。

家系図を作っても、同じパターンが見つからない場合

ここで、もう一つ大切なことがあります。

家系図を調べたからといって、必ず世代を超えた共通点が見つかるわけではありません。

祖父母と両親では、考え方も生き方も違う場合があります。

きょうだいの中でも、それぞれ異なる人生を選んでいるかもしれません。

そのような場合に、無理に共通するパターンを探す必要はありません。

似た出来事が見つからなかったことも、一つの結果です。

また、家族の中に似た出来事があったとしても、そこから現在の悩みの原因が特定できるとは限りません。

家系図は、人の性格を診断する道具でも、未来を予言する道具でもないのです。

だからこそ、家系図を見る際には、「なぜ同じことが起きるのか」という問いだけでなく、「どのような違いがあるのか」という問いも大切になります。

例えば、祖母は家業を守るために地元に残った。

母親は結婚を機に別の地域へ移り住んだ。

そして娘は、自分の希望で海外に移住した。

この三人に共通点を見つけようとすることもできますが、それぞれが異なる選択をしてきたという事実にも意味があります。

家系図から見えてくるのは、何世代にもわたって続いてきたものだけではありません。ある世代から変わり始めたものも見えてくるのです。

よくある質問

Q.家系図から性格はわかりますか?

家系図だけで性格を判断することはできません。ただし、家族の構成や歴史、関係性などを整理することで、その人がどのような環境や役割の中で育ってきたのかを考える手がかりになります。

Q.家系図から家族の負の連鎖はわかりますか?

複数の世代に似た出来事や役割が見られることはあります。ただし、同じような問題が続いているからといって、原因も同じとは限りません。記録と家族の経験を照らし合わせながら、共通点と違いの両方を見ることが大切です。

Q.家系図とジェノグラムは同じものですか?

一般的な家系図は親族のつながりを中心に示します。ジェノグラムは、そこに健康状態や家族関係、重要な出来事などの情報を加え、家族全体を理解するために使われます。ただし、家族図とジェノグラムには理論や用途による違いもあります。

Q.家系図を調べれば病気の原因がわかりますか?

家族歴が病気のリスク評価に役立つ場合はありますが、家系図だけで病気の原因を特定することはできません。同じ病気が複数の血縁者に見られる場合には、医療機関で相談することが大切です。

Q.家系図を作るとき、親や祖父母のことを知らなくても大丈夫ですか?

問題ありません。分かる範囲から整理できます。情報が不明な部分は、推測で埋めずに「不明」と記載しておくことが大切です。

家系図は、過去を知るためだけのものではない

家系図を広げると、そこにはたくさんの名前があります。

直接会ったことのある祖父母。

写真でしか見たことのない曾祖父母。

名前だけが残っていて、どのような人だったのか分からない先祖。

一人ひとりには、それぞれの人生がありました。

仕事に打ち込んできた人もいれば、家族のために自分の希望を後回しにしてきた人もいたでしょう。

新しい土地に移り住んだ人もいれば、生まれ育った場所を守り続けた人もいたかもしれません。

そして、その人生の選択は、本人一人だけで決められたものではなかった場合もあります。

家族の事情、時代の変化、経済的な状況、周囲の人との関係。

さまざまなものが重なり、一人ひとりの人生が形づくられてきました。

私たちは普段、自分の性格や行動について考えるとき、自分一人を見ようとします。

なぜ人に頼れないのか。

なぜ家族のことを優先してしまうのか。

なぜ同じような場面で不安になるのか。

しかし、家族の歴史を振り返ると、その背景を別の角度から考えられることがあります。

もちろん、その原因が家系にあるとは限りません。

それでも、今まで性格だと思っていたものが、ある家庭環境の中で身につけた行動だったと気づく場合があります。

また、これまで自分一人の力だと思っていたものが、家族の中で育まれてきた強さや知恵に支えられていたと気づくこともあるでしょう。

家系を見る目的は、過去の家族の生き方を評価することではありません。

自分がどのような家族の歴史の中で生まれ、何を受け取り、今どのように生きているのかを理解することです。

そして、もう一つ。

家系図の中には、まだ書かれていないものがあります。

それは、これからの自分の人生です。

祖父母には祖父母の人生があり、両親には両親の人生があります。

それぞれの時代に必要だった考え方が、今の自分にも必要とは限りません。

受け継いできたものの中には、大切に残したいものもあれば、これからは違う方法を選びたいと思うものもあるでしょう。

その違いを理解することができます。

家系図を見るとき、ぜひ一度問いかけてみてください。

「この家族では、何が繰り返されてきたのだろう。そして、何が変わってきたのだろう」

両方を見ることで、家族の歴史は少し違ったものに見えてくるかもしれません。

家系図とは、先祖がどこから来たのかを知るためのものです。

同時に、これからの自分がどのような生き方を選んでいくのかを考える、一つの手がかりにもなるのです。


自分では気づきにくい人生のパターンを知りたい方へ

家系図を調べると、家族の中で繰り返されている役割や価値観に気づくことがあります。

しかし、名前や出来事を整理するだけでは、そこにどのような関係があったのか分からない場合もあります。

家系心理学では、家族の歴史や世代を超えて繰り返される価値観、役割、関わり方などを「家系の脚本」という視点から読み解いていきます。

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参考文献・資料

1.ジェノグラムを用いた家族関係の評価について

McGoldrick, M., Gerson, R., & Petry, S. S. (2008). Genograms: Assessment and Intervention (3rd ed.). W. W. Norton & Company.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/101297310

2.家族図を用いて複数世代の関係を理解する方法

The Bowen Center for the Study of the Family. Family Diagram.

https://www.thebowencenter.org/family-diagram

3.ジェノグラムによる家族の関係性の研究

Puhlman, D. J., et al. (2023). Qualitative Genogram Analysis: A Methodology for Theorizing Family Dynamics. Journal of Family Theory & Review, 15(2), 276–291.

https://doi.org/10.1111/jftr.12496

4.家族の健康歴の重要性について

U.S. National Library of Medicine. Why is it important to know my family health history?

https://medlineplus.gov/genetics/understanding/inheritance/familyhistory

5.戸籍で確認できる情報について

法務省「戸籍のABC」

https://www.moj.go.jp/MINJI/minji04_00031

※家系図やジェノグラムは、家族構造や関係性を整理するための資料です。特定の心理状態、性格、人生の出来事の原因を、それだけで確定できるものではありません。

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